ピックアップレーサー

近畿地区選手権
2024.02.09
〜02.14

近畿4262 馬場貴也
大会連覇をめざす馬場貴也!
昨年の近畿地区選は住之江で行われ、馬場貴也が優勝。予選を3・1・1・1・2着でトップ通過し、準優はインからコンマ08、優勝戦もインからコンマ08で逃げ切る圧勝劇だった。馬場は21年の三国大会でも優勝しており、近畿地区選は最近3大会で2V。今年も優勝争いの軸となってくる可能性大だろう。
これまで近畿地区選を連覇した選手は72・73年の脇辰雄、08・09年の吉川元浩のわずか2人だけ。馬場が史上3人目の偉業に挑む。尼崎は通算3優出2Vと相性まずまず。21年の尼崎周年で優出2着に入った実績もある。近畿チャンプのタイトル防衛へチャンスは十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.6%730.1086.3%4.1%1.3%
214.8%440.1222.7%36.3%11.3%
316.5%490.1234.6%24.4%18.3%
417.2%510.1413.7%33.3%15.6%
516.2%480.1518.7%16.6%20.8%
610.4%310.159.6%3.2%25.8%
近畿3415 松井繁
松井繁が6回目の地区選Vへ!
松井繁は近畿地区選で通算13優出5Vというケタ違いの実績。95年びわこ大会、00年尼崎大会、10年住之江大会、11年尼崎大会、14年住之江大会で頂点に立ってきた。今年は6回目の優勝をめざして尼崎に乗り込む。
松井にとって尼崎は記念22優出9Vを誇るドル箱水面。尼崎SGを2回、尼崎周年を5回、そして尼崎での地区選を2回も制してきた。史上最強のセンタープール巧者が当地10個目の記念タイトルへ意欲十分だろう。近況の松井は1月のBBCトーナメントで優出3着に入るなどリズム上々。10年ぶりの地区選制覇へ期待が高まる。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.8%630.1469.8%12.7%6.3%
220.8%550.1712.7%21.8%18.1%
321.9%580.1713.7%27.5%27.5%
419.3%510.1511.7%19.6%27.4%
58.3%220.170.0%18.1%22.7%
65.6%150.200.0%0.0%46.6%
近畿4044 湯川浩司
地区選初制覇を狙う湯川浩司!
湯川浩司は1月のG2江戸川MB大賞で優勝。波乗り巧者ぶりを見せつけ、2・1・1・3・1・3・1・1着のオール3連対で頂点へ。20年4月の蒲郡周年以来となる約3年9カ月ぶりの特別競走タイトルを手にした。湯川は今期勝率7.08(1月28日時点)と近況好リズム。積極的なコース取りで新たな境地を開き、今期6節走って5優出1Vと充実の走りが続いている。地区選でも大暴れしそうな気配だ。
湯川は地区選通算7優出0V。意外にもまだ近畿チャンプの経験はない。尼崎での地区選は08年に優出5着、11年に優出2着、16年に優出6着と3回も優出しており、今年は勝ち切って地区選初Vをつかみたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
126.8%660.1365.1%21.2%7.5%
225.6%630.1517.4%23.8%19.0%
316.2%400.1417.5%20.0%22.5%
416.6%410.134.8%34.1%19.5%
58.9%210.164.7%4.7%28.5%
65.6%140.147.1%7.1%21.4%
近畿4719 上條暢嵩
年始から好リズムの上條暢嵩!
上條暢嵩が今年はスタートダッシュに成功だ。年始の住之江正月レースでオール2連対Vを飾って最高の滑り出しを見せると、1月末の下関周年では得意水面で躍動して見事に優勝。賞金ランキング首位に浮上した。昨年は上半期に7優出0Vとリズムに乗り切れなかったのも響いて年間賞金ランキング32位に終わったが、今年は2年ぶりのグランプリ出場に向けてシーズン序盤からエンジン全開だ。
この勢いで地区選でも見せ場をつくりたいところ。これまで地区選は6回出場して準優出2回、優出ゼロと結果を残せていないだけに、今年はまず大会初優出を狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.1%570.1485.9%5.2%7.0%
215.8%390.1430.7%28.2%10.2%
317.4%430.1518.6%25.5%11.6%
414.6%360.1319.4%33.3%27.7%
516.6%410.147.3%21.9%21.9%
612.2%300.143.3%13.3%23.3%
近畿5016 宮田龍馬
若手成長株の宮田龍馬に注目!
いま兵庫支部期待の若手として注目度を高めているのが121期の宮田龍馬だ。前期勝率6.45をマークし、デビュー12期目でA1級初昇格。昨年8月に若松ルーキーシリーズでデビュー初Vを飾るなど勢いに乗っている。その勢いは近況さらに増しており、今期勝率は6.90(1月28日時点)という充実ぶり。昨年12月の尼崎戦では優勝戦で圧巻の5コースまくり差しを決めて自身2回目の優勝と地元初Vもマークしている。
宮田のG1参戦は2回目。G1初出場だった昨年9月下関のヤングダービーではイン逃げ2本で2勝を挙げたが惜しくも予選21位で敗退している。地区選ではG1初準優出を狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.5%570.1375.4%10.5%5.2%
216.9%470.1314.8%36.1%31.9%
316.2%450.1415.5%33.3%24.4%
418.4%510.1517.6%21.5%35.2%
514.4%400.1712.5%10.0%22.5%
613.3%370.152.7%2.7%24.3%
近畿4961 西橋奈未
尼崎2戦2優出の西橋奈未!
近畿地区選には女子レーサーから落合直子、遠藤エミ、西橋奈未の3人が出場する。なかでも注目したいのは西橋だ。尼崎はこれまで出場歴が2節だけ。ただ22年2月のレディースVSルーキーズバトルでは準優までオール3連対の活躍を見せて優出6着に入り、22年8月の一般戦では開幕3連勝を飾るなどV争いを沸かせて優出2着に入っている。尼崎は2節走って2優出と好相性だ。
地区選出場は2年連続で2回目。昨年は初日に転覆を喫するなど予選45位という残念な結果に終わったが、5日目に2コース差し、最終日にイン逃げと2勝を挙げて終盤に意地を見せていた。今年は予選突破を狙いたいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.8%510.1270.5%5.8%11.7%
214.4%310.1432.2%25.8%9.6%
314.9%320.1625.0%28.1%12.5%
419.6%410.1517.0%19.5%34.1%
513.5%280.1610.7%7.1%17.8%
613.5%290.133.4%3.4%41.3%