ピックアップレーサー

四国地区選手権
2024.02.11
〜02.16

四国5043 中村日向
中村日向が大会2連覇を狙う!
昨年の四国地区選は鳴門で行われ、中村日向が優勝。予選を3・1・1・1・4・1着でトップ通過し、準優・優勝戦はイン逃げで快勝。この前節の児島戦でデビュー初Vを飾ったばかりだった24歳の新星が、2節連続VでG1初制覇という衝撃的な活躍を演じたのが記憶に新しい。
中村は前期勝率6.09でA2級降格を喫したが、今期に入って勝率6.45(1月29日時点)とリズム回復ムード。今年の地区選でも大暴れしそうな気配十分だ。92・93年の角川政志、04・05年の瀬尾達也、11・13年の福田雅一に続く史上4人目の四国地区選2連覇を狙う。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.0%610.1475.4%11.4%3.2%
214.9%370.1229.7%24.3%16.2%
315.7%390.1530.7%15.3%15.3%
413.7%340.1411.7%29.4%17.6%
518.1%450.166.6%11.1%17.7%
612.5%300.136.6%10.0%30.0%
四国3541 三嶌誠司
三嶌誠司が丸亀3節連続Vへ!
三嶌誠司は今年早くも丸亀で優勝2回をマークしている。1月5日~10日の一般戦では1・3・1・3・1・3・1・2・1着と節間オール3連対の活躍を見せ、優勝戦で鮮やかな5コース差しを決めて頂点へ。1月23日~29日の一般戦では1・1・1・2・4・1・4・1・4・1・1着と節間7勝のピンラッシュを演じ、優勝戦ではインからコンマ02の弾丸ショットで逃げ切った。これで地元丸亀での通算優勝回数は20回の大台に。もちろんこれは現役レーサーのなかで最多の数字だ。
三嶌は地区選で通算9優出2V。94年と16年に優勝している。8年ぶり3回目の四国チャンプをめざす戦いに注目したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.7%520.1569.2%17.3%5.7%
217.0%390.1315.3%48.7%10.2%
311.7%270.1411.1%40.7%11.1%
418.3%420.1316.6%38.1%28.5%
517.9%410.159.7%14.6%14.6%
612.2%280.153.5%14.2%14.2%
四国4459 片岡雅裕
地区選初Vをめざす片岡雅裕!
片岡雅裕は地区選で優出7回の実績。14年に優出6着、16年に優出6着、17年に優出4着、18年に優出3着、20年に優出5着、21年に優出4着、22年に優出2着に入っており、最近10大会で7優出という見事な活躍ぶりだ。しかし優勝はゼロ。22年には優勝戦1号艇に乗ったが2着に敗れるなど、四国チャンプの称号にはまだ手が届いていない。今年こその思いは強いだろう。
また片岡は丸亀で記念6優出0V。まだ地元で大きなタイトルを取れていないだけに、そろそろ地元G1を勝ちたい。片岡は2月11日生まれで今節初日が誕生日。地区選初Vと地元記念初Vをバースデープレゼントにしたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.9%510.1360.7%15.6%7.8%
215.9%430.159.3%30.2%25.5%
316.7%450.1217.7%22.2%11.1%
417.8%480.1120.8%29.1%10.4%
517.1%460.1310.8%8.7%26.0%
613.3%360.142.7%13.8%8.3%
四国4757 山田祐也
山田祐也が雪辱と奪還へ!
山田祐也は22年に四国地区選で優勝。6コースまくりでのG1初Vという豪快な勝ちっぷりを演じた。しかし連覇を狙った昨年は転・3・転・1・5・1・1・2・妨という屈辱的な結果に。初日に他艇と接触して転覆(選手責任外)を喫し、2日目ドリーム戦では1マークで振り込んで転覆(選手責任)。最終日には先頭航走中の1周2マークで振り込んで妨害失格と、悪夢のような一節となった。
今年は1年前の雪辱を果たしたいところ。前期勝率6.82で2期ぶりにA1級へ復帰するなど近況リズムを取り戻しているだけに目が離せない。地区選タイトル奪還を果たしても不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.5%550.1483.6%7.2%3.6%
216.0%430.1718.6%25.5%16.2%
317.1%430.1723.2%27.9%11.6%
417.9%480.1622.9%16.6%20.8%
514.9%400.1427.5%7.5%25.0%
613.4%350.175.7%11.4%22.8%
四国5136 濱野斗馬
濱野斗馬がG1デビュー!
香川126期の濱野斗馬がスターへの階段を軽快に駆け上がっている。前々期に勝率5.57でA2級初昇格を果たすと、前期は勝率6.44をマークしてA1級初昇格。ボートレーサー養成所時代はリーグ戦勝率5.37と決して目立つ存在ではなかったが、秘めたる才能がいま一気に開花し始めている。
勝率アップの大きな要因の1つはスタートで、前期は自己ベストの平均STコンマ14をマーク。今期に入ってからは平均STコンマ11(1月29日時点)と、すごみがさらに増している。G1デビュー戦となる地区選でもどんな攻めを見せるのか楽しみなところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.2%530.1271.7%15.0%0.0%
218.5%540.1420.3%37.0%7.4%
318.5%540.1125.9%12.9%31.4%
416.1%470.1417.0%17.0%27.6%
516.1%460.1321.7%17.3%15.2%
612.3%350.178.5%8.5%20.0%
四国3611 岩崎芳美
岩崎芳美が2年連続優出へ!
四国地区選には女子レーサーが8人出場する。徳島から新田芳美、岩崎芳美、西岡成美の3人、香川から山川美由紀、西村美智子、平山智加、平高奈菜、松尾夏海の5人だ。
特に注目したいのは岩崎だ。昨年鳴門の地区選では予選を17位で突破し、準優6号艇で2着に食い込んで優出切符を獲得。四国地区選での女子レーサーの優出は13年の岸恵子以来で10年ぶりだった。優勝戦は6号艇で6着に終わったが、チルト3度に挑戦して見せ場をつくったのが印象的だった。今年もどんな走りを見せるのか楽しみなところ。丸亀での地区選では16年と20年に準優出しており期待十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.5%470.1457.4%19.1%8.5%
217.4%390.1512.8%41.0%10.2%
316.5%370.1516.2%40.5%21.6%
418.3%410.1517.0%24.3%29.2%
513.9%310.159.6%22.5%22.5%
612.1%270.160.0%11.1%7.4%