リズムは良好！　大会連覇へ期待かかる
深川が近況、快調なペースを保っている。6月の津ヴィーナスシリーズ戦で優勝を飾り、5月1日から審査の始まった2026年前期適用勝率は7.00。まだ約2カ月とはいえ、52走して、この数字は一定の価値がある。自己ベスト勝率の更新、10期ぶりのA1級復帰へ、着々と足場を固めている。
深川の持ち味は的確なさばき。冷静に展開をとらえるレースに見どころがあり、確かなハンドルワークを備えている。以前から「インが下手過ぎます」と嘆く場面は多かったものの、今期の1コース成績は11戦10勝。最も勝率の高い枠番で、理想の加点ができている点は大きい。
福岡のオールレディース戦は23年10月、24年6月と連続優出中。しかも2回目の方は優勝と験（げん）がいい。現状の勢い、安定感があれば、大会連覇も視野に入る。（データは7月4日時点）