ヴィーナスシリーズ第18戦

2025.12.07
〜12.12

レース回顧

4艇立てでも逃走！鎌倉涼が今年2回目V

波乱の流れにも動じなかった。本番、4艇出走の中、1号艇の鎌倉涼が、1コースから逃げ、8月の浜名湖レディースチャンピオンに次ぐ今年2回目、通算23回目の優勝を飾った。尼崎優勝は3回目になった。
優勝戦はホーム追い風4メートルで行われた。周回展示で平高奈菜が落水、山口真喜子が転覆のアクシデント。本番は4艇立てになり、12・56の2対2で並んだ。スタートがばらつく中、②實森がコンマ25のトップスタートを決めた。しかし、①鎌倉も同28を踏み込み、インから先マイ。②實森が差し迫ったものの、①鎌倉が的確に退けた。②實森が2着、外を攻めた⑥安井が3着に入った。
鎌倉はモーター2連対率48・4%の好調9号機を手にすると、初日を連勝発進。その後も高い安定感を保ち、予選をトップ通過した。準優12Rは快勝、優勝戦は直前に不穏な流れになる中でも、冷静に勝ち切った。
今年の女子賞金ランクは4位。次走は12月26日（鎌倉の出走は28日～）からのプレミアムG1クイーンズクライマックス（大村）に出場する予定。15年以来、自身4回目の年末決戦に向かう。