地元で奮闘！　復帰後、初の準優入りへ
山川が、1歩1歩、レース勘を取り戻しつつある。今年1月に産休から復帰。当初は「全然、感覚が違います。まだまだです」と戸惑う場面はあったが、その状況でも白星や連対を確保してきた。今年4月30日まで審査だった2025年後期適用勝率は4.39。5月1日以降の近況勝率は5.35に伸ばし、まだ出走数が少ないとはいえ、確実に復調ムードには入った。
山川の持ち味は、果敢なレースぶり。どのコースからでも攻めの意識を感じさせる魅力がある。ここから場数を踏み、実戦感覚がさらに戻れば、攻撃のインパクトは増す。津は地元の上に、20年6月にデビュー初勝利を挙げた。直近5カ月で、すでに3節走っている点もプラスに作用するはずだ。産休復帰から初の準優入りに加え、デビュー初優出も視野に奮闘したい。（データは5月28日時点）