地元で奮闘！　来年につながるシリーズに
山口は、25年に貴重な経験を積んだ。1月の大村誕生祭でG2初出場。5月の常滑G2レディースオールスターにも選出され、予選を突破した。さらに2月の浜名湖PG1スピードクイーンメモリアルでG1初出場。8月の浜名湖PG1レディースチャンピオンにも出場し、ともに準優入り。果敢な攻めを主体に、スピード感のあるレース運びで随所に存在感を示した。
痛恨だったのは大村で切った5月、8月のフライング。その影響で8月中旬以降は我慢が続いた。それでも12月の尼崎ヴィーナスシリーズ戦では、力強い走りで優出。展開不運で展示転覆（欠場）にはなったが、節間、確かなインパクトは残した。地元は気合が入り過ぎるのか、スタート事故こそ続くが、初勝利に初優出も大村。思い入れは強い。スタートに細心の注意を払いつつ、それ以外は臆せずに臨み、今年の集大成にしたい。（データは12月15日時点）